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美味しい牛肉の見分け方

牛肉を買う時は、誰もができる限り美味しい牛肉を選びたいでしょう。
ここでは、美味しい牛肉の見分け方についてご紹介しましょう。

種類別の美味しい牛肉の見分け方とは?

ここでは、種類別の美味しい牛肉の見分け方についてご紹介します。

肉の色

牛肉はまず色で見分けます。
若い牛の肉を選ぶことが大切です。淡い赤色を若い牛の肉はしています。

一方、年をとった牛の肉は赤色の濃い目になります。
分かりにくい時は、牛肉を比べてできる限り明るい白に近い色のものがいいでしょう。
また、牛肉は艶があるものを選びましょう。
妙に色が赤いものは、体調が良くない牛あるいは年取った牛であり、味が若い牛より悪くなります。

脂肪分

牛肉の味に対して、脂肪分は大きく関係します。
しかし、脂肪分が単に多い牛肉がいいということではありません。
できる限り脂肪分の色が白に近いものの方がいいでしょう。
脂肪分の色が白い時は弾力が適度にあり、粘り気があって、旨味が凝縮されているためおすすめです。

また、脂肪分のかたまりが部分的にあるものでなく、脂肪分が適度にまんべんなく含まれていることが大切です。
霜降りやサシがある時は、これらが多く細かく散りばめられたものがいいでしょう。
くすんだ色や黄ばみかけた色のものは駄目であるため選ばないようにしましょう。

黒っぽい部分

牛肉のパックを見れば、牛肉を切った面が重なった部分の下が黒ずんでいる時があります。
外観はよくありませんが、これは気にしなくても問題ありません。
これは牛肉の色素が空気に触れていないために発色しないもので、味には関係ありません。
切ったすぐの牛肉の色は黒っぽい赤色になっており、空気に触れることによって赤みが出てきます。
そのため、黒っぽい部分は新しい牛肉であると考えられます。

美味しい牛肉は牛の部位や種類、使途によっても違う

牛の部位や種類、使途が変わると、美味しい牛肉は違ってきます。
産地としては、国産か、オーストラリア産か、アメリカ産かなどによって牛肉の特徴が違ってきます。
さらに、和牛と国産牛でも違ってきます。
和牛というのは特定の4品種のことで、国産牛というのは国内で飼育された牛です。
和牛の特定の4品種も、特色がそれぞれあります。

さらに、サシの入り方や脂肪の量、固さなども部位によって違ってくるため、同じように見分けるポイントも違ってきます。
赤身だけの脂肪分がほとんどないような部位もあり、最高に美味しいヒレのような赤身もあります。

また、適材適所というものが、どのような料理に使用するかという使途によってもあります。
普通の料理には固くて適さないようなスネでも、煮込み料理に使用するとたっぷりコラーゲンがあるため旨味が濃厚になるため重宝されたりします。
美味しい牛肉は牛の部位や種類、使途によっても違うため、最も適した牛肉を見分けましょう。

スーパーでの美味しい牛肉の見分け方とは?

牛肉、豚肉、鶏肉の順に、肉の鮮度は落ちるようになります。
また、肉の酸化は空気に触れると進むため、空気に触れる面積は小さい形状になるほど大きくなり、鮮度が早く落ちるようになります。

保存期間としては、ひき肉、スライス肉、固まり肉の順に短くなります。
また、パッケージに書かれている加工年月日や賞味期限に注意することも必要ですが、かたまり肉として前の日に売られていたものを、店内で次の日に小さく切って唐揚げ用にしたり、タレに漬けてしょうが焼用にしたりしてパッケージすると、当日が加工日になります。

そのため、日付のみでなく、目で肉の状態を確認することが必要です。
10日間程度熟成すると、牛肉は美味しくなるといわれています。
この頃に、牛肉はスーパーの店頭に並びます。
鮮やかな紅色をした牛肉を選ぶといいでしょう。
また、牛の餌によっても脂身の色は黄色っぽくなる時もありますが、光沢がある白色あるいは乳白色で、はっきりと赤身との境界がしているのが新しいものです。

パックにドリップ(血汁)がそれほど出ていない牛肉がおすすめでしょう。
牛肉を買った時に、内側が黒ずんでいる時がありますが、鮮度が落ちているということではありません。
牛肉は切ってすぐの時には黒色をしていますが、空気に触れて酸化すると紅色になります。
鮮度がいい時は、お皿の上でしばらく広げることによって、紅色になってくるでしょう。
しかし、家の冷蔵庫で保存していて褐色になった時は、風味も色素が変わったために落ちてきています。

まとめ

種類別の美味しい牛肉の見分け方としては、肉の色、脂肪分に注意しましょう。
美味しい牛肉は牛の部位や種類、使途によっても違うため、最も適した牛肉を見分けましょう。
牛肉は、日付のみでなく、目で肉の状態を確認することが必要ですが、鮮やかな紅色をしたものを選ぶといいでしょう。
美味しい牛肉を見分ける時は、ぜひ参考にしてください。

国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。