世界で新型コロナウイルスが流行し、緊急事態宣言が日本でも発令されました。
そのため、国民への外出自粛、いろいろな業種、業界への営業自粛が要求されました。
油断はまだできませんが、営業を再開するお店や会社も少しずつ多くなってきています。
観光業の再開に伴って、公共交通機関の電車やバスも需要が多くなってきています。
このような中において、安全性の確保が電車事業やバス事業で課題になっています。
車内スペースの安全性を顧客にいかに理解していただけるかで、今後の売り上げが影響されるといってもいいでしょう。
そのため、光触媒コーティングによる抗菌・除菌施工がおすすめです。
ここでは、光触媒とは？バスや電車の抗菌・除菌に光触媒が最もおすすめの理由とは？についてご紹介します。
「営業を再開するために徹底して車内を抗菌・除菌したい」「近くに電車やバスを専門に除菌している業者がいない」「全体の車内を抗菌仕様にして顧客を保護したい」などというような不安や悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてください。
光触媒とは？
従来、細菌やウイルスに対して効果が期待できる除菌方法としては、次亜塩素酸ナトリウムやアルコールを使うものでした。
しかし、現在では、光触媒を使うものが着目されています。
光触媒という言葉は、耳にしたことがない人もいるのではないでしょうか。
ここでは、光触媒についてご紹介します。
光触媒というのは、太陽や蛍光灯の光が施工したところの表面に当たると強い酸化力が生まれるものです。
そのため、もともと付いていたウイルスや細菌だけでなく、施工した後に付いてくる細菌や有機化合物などを分解して死滅させます。
光触媒は、どのような素材などでも施工できるため、室内、外壁などに使われています。
具体的な光触媒の効果としては、次のようなものが挙げられます。
・抗菌
施工することによって、細菌やウイルスの繁殖を抑えたり、接触する有害物質を分解除去したりします。
・脱臭
臭いの要因にとなる硫化水素やアセトアルデヒド、アンモニアなどの物質を分解します。
・防汚
窓ガラスや外壁に施工することによって、防汚性が増して汚れを分解します。
・浄水
水中に溶けている揮発性有機塩素化合物やテトラクロロエチレンなどの汚染物質を分解除去します。
・大気浄化
施工したところに触れるのみで、空気中の有害物質のホルムアルデヒドなどを除去します。
このように、車内の臭いなどは光触媒を施工するのみで抑えることができます。
公共交通機関のバスや電車の抗菌・除菌に光触媒が最もおすすめの理由とは？
除菌に対しては、次亜塩素酸ナトリウムやオゾンなどの効果が期待できます。
しかし、これ以上に除菌に対しては光触媒がおすすめです。
ここでは、公共交通機関のバスや電車の抗菌・除菌に光触媒が最もおすすめの理由についてご紹介します。
どのような素材でも施工できる
バスや電車の車内には、プラスチック製のナビのボタンなどのような部分もあったり、布素材や革の部分もあったりします。
プラスチックの部分であれば除菌が拭き取ることによってできますが、高過ぎるアルコール度数の時は色が変わることもあります。
また、シートなどは拭き取りがなかなか難しいということもあります。
しかし、光触媒であれば、専用の機材で蒸気を車内全体に吹き付けるのみであるため色が変わるなどの不安もなく、簡単に施工ができます。
狭いところまで施工できる
バスや電車の車内は、シートやフロアマットの下などの狭いところが多くあり、徹底的に全体を除菌する時は時間が相当かかります。
しかし、光触媒であれば、狭いところに向けて蒸気を吹き付けることによって全体を簡単に抗菌施工することができます。
効率がいい
光触媒を一度施工すれば、社内全体に抗菌作用があるため、大掛かりな除菌を毎回行う必要がなくなります。
施工した後に、食べかすが落ちたり、汚れが付いたりした時などは必要によってある程度の除菌が必要になりますが、大幅に除菌作業の効率は改善できます。
人や生き物に対しては全く害がないため、施工してすぐに乗車できる
狭い車内でアルコールなどを使って除菌した時は、気分が人によっては悪くなったりすることがあります。
そのため、乗車するすぐ前の除菌は注意が必要です。
しかし、光触媒であれば、食べ物や化粧品にも使われるくらい安全なものであるため心配はいりません。
もし間違って施工したところを舐めても問題ありません。
まとめ
新型コロナウイルスが流行している中においては、安全性の確保が電車事業やバス事業で課題になっています。
そのため、光触媒コーティングによる抗菌・除菌施工がおすすめです。
光触媒とは、太陽や蛍光灯の光が施工したところの表面に当たると強い酸化力が生まれるため、もともと付いていたウイルスや細菌だけでなく、施工した後に付いてくる細菌や有機化合物などを分解して死滅させるものです。
公共交通機関のバスや電車の抗菌・除菌を検討する時には、ぜひ参考にしてください。