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世界の牛タン料理!!

牛タンとは、牛の舌の事。
皆さんが牛タン料理と聞いて思い出すのはどんな料理ですか?
私が最初に思い出したのは、焼肉です。まず最初に注文する定番メニューです!レモン汁や塩で食べると美味しいですよね!
他にも牛タンを使った料理はいっぱいありますし、日本だけでなく世界各国で様々な料理に使われています。
今回は牛タンの魅力と、色んな国の牛タン料理、人気の牛タンレシピをご紹介していきたいと思います!!

まず、牛タンに含まれる栄養素から説明しましょう!

牛タン 100gあたりの栄養価

カロリーはカルビの約半分で、筋肉を作るタンパク質が摂取できます。
脂質・ビタミン類やナイアシンは他の牛肉の部位に比べて非常に多く含まれています。
ビタミンB1は、糖質を燃焼するのに必要不可欠で、痩せ体質へと導く大切な栄養素。
ビタミンB2は美容全般に効果があり、細胞の代謝を高めて美肌・美髪・美爪を作ってくれます。
同じく美容に効果があるのがパントテン酸で、ビタミンCの働きを助けてコラーゲンの生成を豊富にしてくれます。
また、サーロインの約2倍の量の鉄分が含まれており、血流改善や貧血予防の効果が期待できるのと、更に睡眠リズムを整えるビタミンB12も摂取できます。

昔は舌の部分は捨てられていたらしいのですが、昭和時代に仙台の料理屋さんで料理に利用されたのが牛タン料理の始まりと言われています。
牛タンを食べる事で、たくさんの栄養素が摂れますし、牛タンの栄養は加熱しても減りにくいんです!それに、1頭の牛からは約1.5kgしか獲れない貴重な部位でもありますね!

次に、世界の牛タン料理についてです!

メキシコ料理

牛タンはメキシコ料理で広く使われ、欠かせない材料です。「タコス」や「ブリート」(小麦粉で作られたトルティーヤに具材を乗せて巻いた料理)の具材として利用されたり、「バルバコア」とういう蒸し焼き風バーベキュー料理にも使われます。
そのため、メキシコのスーパーでは無処理の牛タンが丸ごと売っていたりします。日本とは調理法に違いがあり、薄切りにはせずじっくり煮込んだり蒸し焼きにするのがメキシコ流です。

ヨーロッパ料理

日本でも人気の「タンシチュー」は、ヨーロッパが発祥です。中世ヨーロッパでは煮込み料理が主流で、フランスでは牛タンを煮込んで作る「ピカント・ソース煮」という料理が大変人気があります。ドイツでは「マンデラソース」、ルーマニアでは「パプリカシチュー」(牛タンと香味野菜を煮込む)が有名です。
煮込み料理以外では、「ルクルス」というバター炒めや生ハムやフォアグラと調理する食べ方もあります。

アジア料理

インドネシアでは、「牛タンのステーキ」や「牛タンの煮込み」、「サテー」と呼ばれる串焼きなど、様々な料理として食べられています。
意外なのが焼肉大国の韓国で、牛タンを食べる習慣があまりないようです。
中国では料理の前菜に使われる事があるらしく、国によって食べる頻度や消費量が違うのが分かります。

最後に、牛タン料理のレシピを2つご紹介します!

まず1つ目は、「簡単!牛タンシチュー」

時間は少々かかりますが、煮込むだけなので簡単に出来上がります!

材料

(付け合わせ)

作り方

  1. 牛タンに塩コショウをし、小麦粉をまぶして両面を焼き、ブランデーで香りをつけます。
  2. 玉ねぎ・にんじん・セロリを炒め、鍋に移し、そのフライパンで赤ワインを煮詰めて同じく鍋に移します。
  3. 1と2を移した鍋にシチューの材料を全て入れ、沸騰したら弱火で3~4時間くらい煮込みます。
  4. 煮込み終わったらお好みで裏ごしをします。
  5. 最後にマッシュルームを加えて5分くらい煮込み、付け合わせを乗せて完成です!!

2つ目は、「牛タンつくね」です!

細切れの牛タンを利用し、コリコリの食感が楽しめます。

材料

作り方

  1. 牛タンの細切れを粗くみじん切りにする。
  2. 油と水以外の材料を全て混ぜ合わせます。スプーンでギリギリ団子にできるぐらいの硬さが目標で、あまりトロトロの場合はパン粉を増やします。
  3. フライパンに油を敷いて、テーブルスプーンでつくねを丸く形作り、並べます。
  4. 片面に焼き色がついたらひっくり返し、水を入れて蓋をし、蒸し焼きにします。
  5. 中に火が通るまで焼きます。(上部を押してみて、しっかり戻る弾力が出るぐらいまで。)
  6. 両面焼き色が付いたら完成です!!

いかがでしたか?牛タンには素晴らしい栄養素があり、様々な料理の具として、そして単品でも、美味しく大活躍してくれます!日本だけでなく、世界の色んな国々で愛されている食材ですね!!

国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。