バーベキューでの炭起こし。初心者でも失敗しないコツとは？

家族や友達、仲良しグループでわいわい言いながらのバーベキューって楽しいですよね。
でも、バーベキューでの炭起こしがなかなかうまくできなくて困った！なんて経験はないでしょうか？
炭起こしのコツを掴めば意外とカンタン！

ここでは、初心者でも失敗しない、バーベキューでの炭起こしのコツについてご紹介します。

炭起こしの基本とは？

バーベキューをする時は、知らないと炭起こしに案外と苦労します。
炭起こしをしたいにも関わらず、炭になかなか火が着かなくて、苦労したことがある人も多くいるでしょう。
このような炭起こしですが、コツを把握しておくと容易に誰でも実践できます。

ここでは、炭起こしの基本についてご紹介します。

炭起こしのための道具

炭起こしのための道具は、考えているほど多くありません。
アウトドアとしてバーベキューを楽しむくらいであれば、着火用のコンロやガスバーナーは必要ありません。

炭起こしは、専門的な道具がなくても十分にできます。
着火剤、着火マンやライター、木炭が、最低限必要なものです。安全のために、火をあおぐうちわと軍手があるとより便利です。

炭起こしの仕組みを把握する

専門的な道具を使わなくても炭起こしができるのは、火が着く仕組みが把握できているかがポイントになります。
火の性質は、下から上に上がっていくことです。
そのため、炭起こしをする時に着火剤を炭を積み重ねた上に置いても、当然ですが、火は炭には移りません。
まず、着火剤を炭の下に置いて、上手く炭に火が当たるようにしましょう。早く炭起こしをしたい時は小さい炭の方がおすすめです。
大きな炭にいきなり火を着けるのでなく、最初は小さい炭から火種にするという感じで着火しましょう。

初心者でも失敗しないバーベキューの炭起こしのコツとは？

ここでは、初心者でも失敗しないバーベキューの炭起こしのコツについてご紹介します。

炭起こしの準備をする

まず、炭の一番下に着火剤を置きます。
着火剤の周囲は炭を立て掛けるようにして、炭をこの上にも置きます。
炭は量が多過ぎないように注意しましょう。

着火剤に火を着ける

次に、着火剤に火を着けて、火が着くと火が炭に通るまでちょっとの間待ちます。
この時に、炭を動かしたり、触ったりすれば火が通りにくくなるため、火が炭に通るまでは我慢しましょう。

風を送って大きな火にする

火が確実に着けば、次に風をうちわなどで煽って送ります。風を送ることによって大きな火になります。
この時には、炭の破片、火の粉、炭の燃えかすなどが飛散するため注意しましょう。

新しい炭を乗せて火を広げる

火が炭に回っていくのが確認できれば、バラバラに炭を散らして上に新しい炭を乗せていきます。
そして、うちわでまた煽って風を送って、火を広げていきます。

炭からの炎が白くなって落ち着けばバーベキューを始める

炭からの炎が赤いうちは待つようにしましょう。炭からの炎が白くなって落ち着けば、バーベキューを始める合図です。
ここまでいけば、火が食材の中まで通って上手く焼けます。

炭の種類を選ぶ

燃焼時間や価格が、炭の種類によって違います。
一般的に、バーベキューに使われる炭は、ホームセンターなどで売られている、バーベキュー用木炭といわれているものです。

主として、原料は外国産のマングローブなどであるため、マングローブ炭ともいわれています。
火が着きやすくて安いものですが、炎を上げて燃えて燃焼時間が短いため、大量の炭が必要になります。

また、価格はちょっと高くなりますが、白炭と言われるオガ炭などがあります。
このような炭は、火が着きにくいですが、 火が一旦着くと燃焼時間が長くなります。

バーベキュー用に使う炭としては、火が着きやすいものと燃焼時間が長いものを準備するのがおすすめです。
火が着きやすい炭は軽いもので、燃焼時間が長い炭は重いものです。

炭起こしの時は、一番下に着火剤を置きましょう。
火が着き易い軽い炭をこの上に置き、 炭にある程度火が着けば燃焼時間が長い炭を置くと、炭起こしが容易で、しかも燃焼時間が長くなります。

しかし、燃焼時間が長い炭でも備長炭は止めましょう。
備長炭は、非常に火力が安定し、燃焼時間も長くなりますが、炭起こしが難しいということがあります。
焼肉屋さんや焼き鳥屋さんなどのように、炭起こしがガスの強い火力でできる時は問題ありませんが、着火剤で炭起こしをする時は苦労します。

まとめ

炭起こしの基本としては、炭起こしのための道具、炭起こしの仕組みを把握することが大切です。

初心者でも失敗しないバーベキューの炭起こしのコツのまとめとして、

• 炭起こしの準備をする
• 着火剤に火を着ける
• 風を送って大きな火にする
• 新しい炭を乗せて火を広げる
• 炭からの炎が白くなって落ち着けばバーベキューを始める

以上が挙げられます。

また、バーベキューのお肉は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい大喜屋のお肉がイチオシです。