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ステーキを食べてダイエットになる!?

ステーキ肉を焼いている様子

「ダイエット中にお肉は大敵!」
そう思ってらっしゃる方が多いと思います。
どうしても食べたければ鶏むね肉などのサラダチキンでしょ…
いいえ、ガッツリと、牛肉のステーキもダイエットの味方になるんです。

ではどうして牛ステーキを食べてもダイエットになるのかを、ご説明していきます。

ダイエットといえば、カロリー制限、糖質制限と言われていますが、実は牛肉はこれら両方をクリアしているのです。
もちろん霜降り肉や脂身は避けなければいけませんが、赤身メインの牛モモ肉や牛ヒレ肉は低カロリーで、実は牛肉には糖質はほとんど含まれていません。
しかも、ダイエット中に重要なタンパク質が豊富に含まれています。

このように、牛肉は高たんぱく低カロリー、糖質制限と、ダイエットにピッタリな食材なのです。食べる部位さえ気を付ければ、余計なガマンをすることなく、お肉が食べられないというストレスから解放されつつダイエットにいそしむことができるので、是非参考にしてみてください。

まずは栄養素について

食品成分表参照資料

霜降り肉・・・498kcal  脂質47.9g  タンパク質11.7g (100gあたり)

赤身肉 ・・・ 185kcal 脂質9.8g タンパク質21.3g (100gあたり)

このように赤身肉は、霜降り肉に比べてカロリーは半分以下、脂質は1/5以下、ダイエットにおいて重要なタンパク質においては2倍近く含有しています。
同じ牛肉でも糖質は大きな差はありませんが、もともと含有量は少ないので心配いりません。部位によってカロリーは3倍以上変わり、カロリーが低い部位ほどタンパク質が高いので、白米は抜くなどして余分な糖質を摂らなけれな問題ありません。
ちなみに不足するとむくみやすくなるカリウムも、赤身肉のほうが多く含まれているのでいいことづくしです。

また、ダイエットにおいて、摂取カロリーを抑えて脂肪を落とすだけではなく「脂肪燃焼を促す筋肉量を増やす」ことも大切です。筋肉を増やすために必要な栄養素はたんぱく質ですので、野菜ばかり食べていると、脂肪を落とすことはできるかもしれませんが、筋肉量が増えないのでリバウンドが起きやすくなるのでご注意ください。

タンパク質を摂ってさえいれば筋肉量が増えるというわけではありませんので、牛肉でしっかりタンパク質を摂ったら、しっかりと筋肉を使いましょう。
タンパク質と適度な運動で、リバウンドもしにくいダイエットになります。

筋肉量を増やすことでエネルギー代謝をアップさせ、不足するエネルギー源として体内の脂肪を使うことで痩せやすくするという仕組みです。
糖質の多いご飯やパンは、血糖値が急激に上がりその後急降下します。消化までの時間も早いので、食べた後の空腹感が強くなり、食べ過ぎてしまうおそれがあります。

それに比べ牛肉は、消化するまでの時間が長いため、満腹感が継続され食べ過ぎを防ぎます。
ステーキを食べるダイエットは低糖質ダイエットをしているのと同じことです。たんぱく質を、卵や乳製品、大豆製品の代わりに肉から摂取できるので、同じような食材ばかりでイヤになる、飽きてくる、と言った時、そこに牛ステーキを取り入れることで「ダイエットを頑張っている自分へのご褒美」かつ「ダイエットの邪魔にならない」、一石二鳥です。

では、そんなステーキダイエットにぴったりな付け合わせ、効果的な食材もご紹介していきましょう。

ステーキダイエットとは、白米やパンを抜いて、ステーキを中心に食べることで体脂肪を減らすダイエット法です。しかしステーキだけしか食べないというような、「○○しか食べないダイエット法」にしてしまっては、栄養バランスがよくありませんし、同じものだけ食べ続ける方法というのは精神面的にもくじけやすく、実際良いことはありません。
牛肉にも含まれてはいますが、ビタミンやミネラルをしっかり摂ることも大切です。
代謝を高めるビタミン・ミネラル類を同時に摂取すると、ダイエット効果を高めることにつながります。ビタミン・ミネラルをより多く摂取できるスープとして、トマトやにんじん、オクラ、ホウレンソウなどの緑黄色野菜がおすすめです。

オススメの薬味

大根

ジアスターゼと呼ばれる消化酵素が多く含まれていて、牛肉のタンパク質や脂質の分解を促す働きがあります。

にんにく

アリシンと呼ばれる栄養成分により、牛肉に含まれるビタミンB群の吸収を高める作用があります。

ショウガ

新陳代謝を促進して体を温める作用があります。

最後に牛肉のダイエット効果についてまとめていきましょう。

脂肪燃焼効果

牛肉にはL-カルニチンと呼ばれる栄養素が含まれています。
体内の脂肪燃焼効果を促し、痩せやすくなる体づくりの手助けをします。

基礎代謝の向上

痩せやすい体を作るためには筋肉量を上げる必要があります。
牛肉に含まれるタンパク質は筋肉を作る材料ですので、基礎代謝が上がり痩せやすくなります。

どのような料理に使うかによって、よりおいしく食べられる部位を選ぶこともひとつです。
固くてあまり好まれないスネ肉も、煮込み料理に使えばコラーゲンたっぷりの濃厚な旨味が出ますよ。

タンパク質をエネルギーに変える

牛肉にはビタミンB群やミネラルなどの栄養素が多く含まれています。ビタミンB群の働きは糖質の代謝を助けたり、脂肪燃焼やタンパク質を分解してエネルギーへ変えることです。肉体の構成に使われなかったタンパク質はビタミンB群の働きによりエネルギー源に変えられます。

脂肪の蓄積を抑える

牛肉には必須脂肪酸の一つであるリノール酸が含まれています。必須脂肪酸とは体内で生成することが出来ないので、この機に牛肉から摂取しましょう。リノール酸はコレステロールを低下させたり、余分な脂肪をエネルギーに変える効果により脂肪の蓄積を防止します。

まとめ

このように、牛肉にはダイエットに効果的な要素がいろいろとあることがおわかりいただけたでしょうか。
余分な脂身を落としたほうが良いので、魚焼きグリルでもかまいませんので網で焼くことをおすすめします。

牛肉の赤身ステーキは、意外と低カロリー高たんぱく!
ストレスになりやすいダイエットの気分転換、スパイスに是非取り入れてみてください。

国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。