ハンバーグと言っても具材(ひき肉)の割合によって、味や食感などに違いが出てきます。
どのひき肉を使った時が一番おいしいハンバーグができるのでしょうか?
ハンバーグに牛や豚、鶏のひき肉を使った時の違いや、合挽肉の牛と豚の割合など、ハンバーグの挽肉について調べたことをご紹介しますので自分好みのゴールデンひき肉比率を見つけてハンバーグマスターを目指してください!
ハンバーグを美味しく調理するコツも併せてご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
ハンバーグに合うひき肉の種類
牛肉
牛肉のみを具材にハンバーグを作った場合、肉感が強い食感になります。
効能
牛肉は鉄分が多く含まれているので、貧血予防などに効果があります。
脂質にはオレイン酸が多く含まれているので、血液をサラサラにします。
ビタミンB2、B6、B12には脂質の代謝をサポートしたり、脂肪を溜めにくくする効能によりダイエット効果が期待できます。
また、牛肉に含まれるトリプトファンがセロトニンを生成する効能により、ストレスから脳を守り精神を安定させてくれます。
豚肉
豚肉の特長から脂質が多いため、ハンバーグの出来上がりの食感がやわらかく、ふっくらとします。
効能
ビタミンB1が多く含まれているので、炭水化物などに含まれる脂質をエネルギーに変えてくれますので疲労回復にとても効果があります。
注1:かんきつ類の果物(レモン、オレンジ、みかん、グレープフルーツなど)やパイナップル、キウイ、梅、トマト、お酢などクエン酸が多く含まれるものと豚肉を一緒に食べることで疲労回復に繋がります。
鶏肉
鶏肉は牛肉や豚肉に比べ、タンパク質とビタミンAを多く含み、脂肪が少ないのでとてもヘルシーですが、脂身がないぶん味が淡白になってしまいます。
効能
鶏肉は高たんぱく低カロリーな食材で知られていますが、たんぱく質を形成する必須アミノ酸の中にメチオニンが豊富に含まれています。
メチオニンには、血中コレステロール値を下げたり、肝機能を高めたり、と様々な恩恵があります。
鶏肉に含まれるコラーゲンには美肌効果があります。
また、コラーゲンは皮膚だけではなく骨や関節、血管や内臓などを構成する成分として効能を持ちます。
ハンバーグには合挽肉?合挽肉の市販されている割合は?
「牛7・豚3」の場合
「牛7.豚3」にすることにより、牛肉の旨味が強くなりますが、牛肉の割合を多めにすることにより、ハンバーグの焼き上がりが硬くなってしまいますが、豚肉を入れることにより、甘味ややわらかさが出てきます。
そのため、食感より牛肉の旨味が引き立てられたハンバーグになります。
「牛6・豚4」の場合
「牛6・豚4」にすることにより、牛肉に比べ豚肉の割合が多いので、ハンバーグにやわらかさが出てきます。
しかし、豚肉を多く入れると、牛肉の旨味が減ってしまうため、上手に加減をしてください。
このように合挽肉の割合を変えるだけで、やわらかさや旨味が変わってきます。
人それぞれ好みがありますので、ご自分で割合を考えながら作ってみてください。
このように合挽肉の割合を少し変えるだけで、柔らかさや旨味が変わってきます。
人それぞれ好みがありますので、自分で割合を考えて作ってみてください。
ハンバーグを肉のみで美味しく作るレシピ
合挽肉のハンバーグ
材料
- 合挽肉 300g
- 豆腐 100g
- 玉ねぎ 1/4個
- 溶き卵 1/2個
- パン粉 大さじ6
- 白だし 小さじ2
- 塩 小さじ1
- サラダ油 適量
- Aケチャップ 大さじ4
- A中濃ソース 大さじ2
- A醤油 大さじ2
- A砂糖 大さじ1
- A酒 大さじ2
- A水 大さじ2
- A塩コショウ 適量
作り方
- 豆腐をキッチンペーパーで包み、電子レンジで1分加熱します。
- 玉ねぎをみじん切にします。
- フライパンで玉ねぎが透き通るまで炒めます。
- 炒めた玉ねぎの粗熱を取るため、キッチンペーパーに移します。
- ボウルに合挽肉、豆腐、玉ねぎを入れ、更に溶き卵、パン粉、白だし、塩を加えます。
- 手を冷やしながらこね、形よく丸く形成し、真ん中にくぼみを作ります。
- Aの調味料を混ぜ合わせておきます。
- フライパンにサラダ油をひき、ハンバーグを中火で焼いていきます。
- 両面に焦げ目がついたら弱火にし、火が通るまで蒸し焼きにし、Aの調味料を加えます。2分ほど煮込み、塩コショウで味を整えたら出来上がりです。
牛肉100%ハンバーグ
材料
- 牛肉ブロック 400~500g
- 塩 5g
- コショウ 適量
- 牛脂 50g
- 卵 1個
- Aにんにく(みじん切) 小さじ1
- A赤ワイン 50㏄
- Aソース 適量
- Aケチャップ 適量
- 卵・・・1個
- にんにく(みじん切り)・・・小さじ1
- 赤ワイン・・・50cc
- ソース・・・適量
- ケチャップ・・・適量
作り方
- 牛肉ブロックの赤身と脂身を切り分けます。
- 赤身だけやや粗めにミンチします。
- ボウルに移して塩、コショウをし、全体に練り込み、細かく刻んだ牛脂を入れます。
- よくこねて、卵を入れ、更にこねます。
- 冷蔵庫で1時間寝かせます。
- 両手にサラダ油を塗り、手の間でキャッチボールをして空気を抜いたら真ん中にくぼみを入れます。
- 強めの中火で下の面から焼き始めます。
- 3分経ったら裏返して更に3分焼きます。
- その後、蓋をして両面を4分ずつ焼きます。
- 別のフライパンでブロックで切り分けた脂身を中火で溶けるまで温めます。
- 弱火にしてにんにくを入れ、香りがしてきたら赤ワインを入れて中火にします。
- ソースとケチャップを加えとろとろになるまで煮込めばソースの出来上がりです。
- 最後にハンバーグを移して、ソースをかけたら完成です。
豚肉100%ハンバーグ
材料
- 豚挽肉 200g
- 玉ねぎ 1個半
- パプリカ お好みで
- 塩コショウ 適量
- サラダ油 適量
- ケチャップ・ソース 大さじ2
作り方
- 玉ねぎとパプリカは薄切りにして、フードプロセッサーでペースト状になるまでみじん切りにします。
- 1をサラダ油で炒めます。
- 水分を飛ばし、玉ねぎの色が変わるまで炒めます。
- 炒めた野菜と豚肉をボウルに入れて粘り気が出るまでこねます。
- その後、塩コショウをふり、味を整えます。
- ハンバーグの形を整えて、フライパンで蓋をして弱火で焼きます。
- 焼きあがったらお皿に移して、ケチャップ・ソースを煮詰めたら、ハンバーグにかけて出来上がりです。
鶏肉100%ハンバーグ
材料
- 鶏ミンチ 1パック
- 塩コショウ 適量
- 玉ねぎ 1個
- ブラックペッパー 適量
- にんじん 1本
- ウスターソース 適量
- ケチャップ 適量
作り方
- 鶏ミンチを軽くこね、塩コショウ、ブラックペッパーを入れて更にこねます。
- みじん切りにした玉ねぎを1に加えて更にこねます。
- フライパンにクッキングペーパーを敷き、形を整えたハンバーグを焼きます。
- ときどき中を見ながら裏返し、焼きあがりましたらソースをかけて、お皿に移したら出来上がりです。
いかがでしたか?
市販されていた合挽肉を使いハンバーグを作るのも美味しいですが、自分好みのゴールデン比率を見つけて最上級ハンバーグを作ってくださいね!
国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。