皆さんはコレステロールについてどれくらい知っていますか?
今回はコレステロールについての知識を深めながら、数値が高い方向けに、お勧めの牛肉レシピをご紹介します!!
身体の中には4種類の脂質があります。中性脂肪・リン脂質・遊離脂肪酸、そしてコレステロールです。これらの脂質はそれぞれ身体を健康に保つ上で重要な役割があるため、全てが有害という訳ではなく、一定量に維持する必要があります。
こう見るとコレステロールって悪いイメージだけでなく、人間にとって大事な役割であることが分かりますね。
コレステロールは2種類ある訳ではなく、それぞれの働きの違いを表現するために善玉と悪玉としています。
コレステロールは血液中に流れ込むと、タンパク質と結合してリボタンパク質という物質になります。リボタンパク質にはいくつか種類がありますが、特に重要なのがLDLコレステロール(低比重リボタンパク質)とHDLコレステロール(高比重リボタンパク質)です。
LDLは肝臓で作られたコレステロールを全身に運び、HDLは余ったコレステロール回収する働きです。
この内、LDLコレステロールは増えすぎると血流が悪くなって動脈硬化の原因になり、少なすぎると血管が細く弱くなり脳出血の原因にもなります。こうした傾向があるため、LDLは「悪玉コレステロール」、逆にLDLを回収する働きがあるHDLを「善玉コレステロール」と呼びます。
高すぎても低すぎてもいけないコレステロールですが、高コレステロール値で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
改善策としては、食生活・適度な運動・禁煙などの総合的な生活改善があります。
最近では食事から摂取するコレステロールは2割程度で、あまり影響はないとされていますが、気を付けるに越したことはないと思います。
牛肉はコレステロールが多いイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。
確かに脂肪が多い部位を食べることはコレステロール増加に繋がりますが、赤身の部分は実はそれほどコレステロールは高くありません。
牛肉にはステアリン酸という成分が含まれており、この成分はコレステロールの上昇作用がないことが証明されています。
また、牛肉を摂取することで血中の悪玉コレステロールを抑制し、善玉コレステロールを増やす作用があり、オレイン酸という成分も悪玉コレステロールを減らす作用と血小板を凝固させにくくする働きがあるとされています。
1日の摂取量は150g程度にとどめておくと安心でしょう。コレステロールの吸収を抑える食物繊維豊富な野菜と一緒にバランス良く食べると理想です。
つまり、牛肉(赤身)を摂取することは、体にとって非常に良いという事です。
※里芋はガラクタン、カリウム、食物繊維が豊富に含まれ、血中コレステロール値低下・免疫力向上・高血圧予防・肥満予防・便秘解消などに効果あり。
【材料】(4人分)
【作り方】
※オクラには、粘膜の強化、整腸作用、動脈硬化予防、疲労回復、血中コレステロール値低下などの効能がたくさんあります。
【材料】(1人分)
【作り方】
牛肉の味も楽しみつつ、野菜とのバランスを考えると良いですね!
食事と共に生活習慣も見直して、コレステロールともうまく付き合っていきましょう!!
国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。