お酒と肉って切っても切れない関係ですよね。
おつまみでも、本格的に食べる時でも、両方揃うと最強です。
今回は牛肉と相性の良い代表的なお酒、ビール・ワイン・日本酒を、さらに引き立たせる牛肉の食べ方を考えていきたいと思います!!
味のボリュームとは、濃い味には濃い味、淡泊には淡泊など、お互いバランスの取れた味にする事です。
どちらかが片方の味を消してしまわないように注意しましょう。
牛肉料理は脂が美味しい部分ではありますが、いかに最後まで飽きずに食べられるようにするかをお酒で調整します。例えば、ステーキの油を赤ワインの渋味(タンニン)や酸味で打ち消したり、カルビの脂を冷たいビールで洗い流す、日本酒の熱燗の熱で流すなど、工夫ができます。
似たタイプのうま味・酸味・香り同士を合わせます。そうする事で全体を調和させる事ができます。
ビールにも色々な種類がありますが、それぞれ味に特徴があり、合う料理も違います。
甘辛 牛肉と豆腐のプルコギ風炒め(調理時間約10分)
【材料】(2人分)
【作り方】
「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」が一般的ですよね。
では、なぜ赤ワインは肉料理と相性が良いのか?また、どんな料理にどんな赤ワインを選べば良いか考えていきましょう!
赤ワインにはガッツリ系の牛肉料理が合いますが、それは赤ワインに含まれる渋み成分タンニンのおかげです。牛肉は噛みしめるほど旨味と甘味を強く感じ、そこにタンニンの渋みが加わることでさらに美味しさを引き出します。さらにタンニンは牛肉の脂とも相性が良く、口に中の脂っぽさをさっぱり洗い流し、最後まで美味しく味わえます。
簡単に言うと、脂ののった良いお肉は『辛口』、硬いお肉なら『甘口』です。
これは、脂ののった良いお肉だと、お肉の脂そのものに甘味があるので『甘口+甘口』となってしまい、後味が重くなってしまいます。なので、辛口の赤ワインを選ぶことでバランスが取れて、赤ワインの後味や風味も感じやすく、味わいを堪能できます。
反対に硬いお肉(ステーキなど)は、肉の味がしっかりしているので脂の甘味が少ない分、甘口ワインで補います。
簡単でオシャレな牛肉のトマト煮込み(調理時間約20分)
【材料】(2人分)
【作り方】
日本酒は、原料や醸造方法などで様々な種類に分けられますが、ここでは大きく4つに分類しています。
華やかな香りが特徴的で、さっぱりとした素材の料理に合わせるのが良いでしょう。
程よく肉の脂が落ちたしゃぶしゃぶや、あっさりした味付けの鍋料理などと合います。
純米酒の魅力は、お米のふくよかな味わいとコク。様々な料理に合わせやすいと言えますが、特に濃い味付けの料理に合います。
純米酒の中でも深いコクと旨味、香りの穏やかな味わい重視の「純米吟醸酒」がジューシーなステーキなどに良いでしょう。後、焼肉も良いでしょう。
本醸造酒は、香りが程よくスッキリしているため、日本酒初心者の方にも飲みやすいでしょう。
繊細な味付けや、素材をそのまま楽しめる料理と相性抜群です。こちらも焼肉との相性が良く、脂分をスッキリさせてくれます。
原料や製造方法に規定がない分、酒蔵ごとの特色が出しやすく、様々なタイプの普通酒が造られています。
基本的には、毎日飲んでも飽きがこないように造られていますので、どのような種類の料理にも合わせやすいのが特徴です。
日本酒と合う牛肉料理も!(調理時間約10分)
【材料】(2人分)
【作り方】
お酒は数多くの種類があり、その種類ごとに特徴や風味が変わるため、相性の良い牛肉料理も異なります。もちろん一番大事なのは自分の好みですが、合わせ方に迷った時に参考にしてもらえると嬉しいです!!
国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。